アラスカ版の奇妙な五輪!ワールドエスキモーインディアンオリンピックWEIOとは?

2021年東京オリンピックが開催されますが
実は世界には珍しい競技が集結した、一風変わったオリンピックが存在します。


その名も、
アラスカ版オリンピック

「ワールド エスキモー インディアン オリンピック」

通称:WEIO(ウェイオー or ダブルイーアイオー)


今から約60年前の1961年から
毎年7月頃に合計3日間かけて開催されている
アメリカ・アラスカ州におけるスポーツの祭典。

アラスカ州ではとても有名なイベントで
ここでは通常のスポーツとは異なる、少し変わった競技がプレーされています。

今回はそんな、ワールドエスキモーインディアンオリンピックについて紹介していきます。


ちなみに、2020年はコロナの影響で中止されましたが
2021年は、7月21日~24日にアラスカ州フェアバンクスで開催されます!

 

WEIOの目的


そもそもWEIOは、アラスカ州での厳しい環境において
狩猟の技術や、体力を鍛錬する為、そしてそれを競うために開催されています。

WEIO公式サイト(英語)
https://www.weio.org/


もう一つのオリンピックと言えば、ワールドゲームズが思い浮かびますが
WEIOは、競技的の一面もありながらも、
生活に密接した「実用的な競技・種目」という印象が強いです。

 

 

種目によっては、魚を捌くスピードを測定するものもあり
筋力だけでなく、経験や感覚も必要になる場合も。

 

では、WEIOで行われる各種目について紹介していきます。

 

動画でも紹介しています↓

 

WEIOでの19種類の種目

 

WEIOでプレーされる種目は全部で19種類あります。

そのどれもが今までに観たことが無い、珍しいものばかり。


それぞれの種目について簡単に解説します。

1.ナックル ホップ (Knuckle Hop)


拳を立てた状態でできるだけ遠くを目指す種目。
痛みに耐えること、強靭な腕力・持久力が必要。
地面に着く部位は、拳と爪先だけ。
背中を真っ直ぐに保つことも重要視されます。

2.フォーマン キャリー (Four Man Carry)


4人の人を抱えながら移動距離を競う種目。
腕力・体力が必要。
狩猟の現場では、何かと腕っぷしが必要になることが多いようです。

3.イヤー ウェイト (Ear Weight)


重さ10kg近くの鉛を耳に掛けてその移動距離を競う種目。
厳しい寒さからくる凍傷による痛みから耐えることが目的。

 

昔は鉛ではなく、小麦粉が入った袋を使っていたそうです。

 

4.イヤー プル (Ear Pull)


耳を使った綱引き。
こちらも痛みに耐えることが目的。
とにかく痛そう。

 

YouTubeにアップされている動画によっては、血が出ている(ように見える?)シーンもあるので

閲覧には注意してください。

 

5.ドロップ ザ ボム (Drop The Bomb)


両手を広げて、足を固定され、飛行機の形になって
その移動距離を競う種目。


背中を真っ直ぐにすることが必要で、上半身の筋力が重要。
自分の体重に耐えられなくなった瞬間、爆弾のごとく床に落ちます。

 

シュールな見た目とは裏腹に、トップクラスにキツい種目ではないでしょうか…。

 

6.ワンフット ハイキック (One Foot High Kick)


自分のキックの高さを競う種目。
2019年の最高記録は約284cm(男子記録)
奇数年に開催される種目。


ちなみに偶数年では、ダブルフットハイキック (Double Foot High Kick)が開催され
これは、両足で高さを競います。

7.ワンハンド リーチ (One Hand Reach)


片方の手を床に着き、身体を固定させた状態でのリーチを競う。
強靭なバランス感覚と筋力を競う種目。


2019年大会での最高記録は約177cm(男子)

8.アラスカン ハイキック (Alaskan Highkick)


俊敏性、そしてその維持を目的とした種目。

2019年大会での最高記録は約233cm(男子)

9.ニール ジャンプ (Kneel Jump)


着地した時のバランス能力も求められる種目。
2019年大会での最高記録は約153cm(男子)

10.インディアン スティックプル (Indian Stick Pull) 


長さ30cmの魚に見立てた棒を奪い合う種目。
魚を捕まえる為には握力と戦略が必要ですよね。

11.エスキモー スティックプル (Eskimo Stick Pull)


単純に棒を引っ張りあう種目。

シンプル。どこでも楽しめる。

12.トー キック (Toe Kick)


空中で棒にタッチしてジャンプした距離を競う。
踏み込んだ氷が割れた時の対処を目的としたアラスカらしい種目。

 

器用さが必要かも。

13.アーム プル (Arm Pull)


寒い地域では何かと腕っぷしが必要。
アームプルが強い人は仕事が出来る人。

14.ブランケット トス (Blanket Toss)


セイウチやアゴヒゲアザラシなどの皮を使って
40~50人が、1人の人を高くトスする種目。


高さだけでなく空中でのスタイル、優雅さも審査の対象。
最高9m近くまで上がることもあるらしい…。

 

この種目は生で見てみたい。

15.カッティング フィッシュ (Cutting Fish)


いかに速くサーモンを捌けるかを競う種目。

アラスカらしい種目。

16.シール スキニング (Seal Skinning)


アザラシの皮をいかに速く剥げるかを競う種目。
いかにもアラスカらしい、生活に密接した種目。

 

※苦手な方は、閲覧注意かも。

17.マクタック (Muk Tuk)


マクタックと呼ばれる鯨の皮と脂肪を付けた食べ物を最速で食べる種目。
WEIOの公式協会によると、この種目は「ただ楽しむだけ」らしいです。

 

動画中では、辛そうに食べていますが

そもそも味はどうなのか…。

18.グリースド ポールウォーク (Greased Pole Walk)


濡れた滑りやすい丸太の上で出来るだけバランスを取る種目。

19.ベンチ リーチ (Bench Reach)


下半身を固定された状態でできるだけ遠くに棒を置く種目。
公式曰く、「人の強さを測る種目」

 

背筋がかなり必要そう。


2019年大会での最高記録は約114cm(男子)

 

まとめ

以上が
ワールド エスキモー インディアン オリンピックでプレーされる
全19種類の種目です。

あなたのお気に入りは見つかりましたか?

 

WEIOの詳細については、公式サイトをご覧ください!
https://www.weio.org/


いつか、日本でもWEIOの種目が見られることを楽しみにしています。

それでは。

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