
棒高跳びに似たスポーツ
どうも、マイナースポーツ部です!
今回のマイナースポーツは、
棒を使って対岸まで渡る、不思議な競技。
別名「運河飛び」とも言われる
「フィーエルヤッペン」
について詳しく解説していきます。
フィーエルヤッペンとは?
フィーエルヤッペンとは
8~13mの長さの棒を使って上手く対岸まで渡ることを目的とした競技で
棒高跳びに似たスポーツです。
日本どころか、世界においても
なかなか目にかかれない超マイナースポーツです。
発祥は?
今から250年前以上、1750年頃にオランダで発祥しました。
オランダは運河が多いことで有名ですが、様々な区画に点在する鳥の卵を求めて
運河間をポールを使って移動していたことがこの競技の誕生に繋がったそうです。
オランダといえば、コーフボールが有名ですよね!
↓コーフボールの動画はこちら↓
フィーエルヤッペンのルール
ルールは至って簡単。
予め片方の岸に立てかけられた長さ8~13mの棒めがけて走りだし
掴まりながら、棒が直立しているタイミングで出来るだけ棒の先端まで登り
棒の落下とともに対岸の砂地へ着地します。
助走は25m以内で、一人あたり3回の跳躍チャンスがあります。
おおまかなルールはこれくらいで
あとは、いかに遠くの岸に到達できるかが重要です。
日本でも開催されたフィーエルヤッペン
実は、日本でも実際にプレーされたことがあり
2000年に放送された大阪ABCテレビでの「おはようコールABC」という番組内で紹介されたのをきっかけに
大阪市の協力により実際に試合が開催されました。
さらに、2006年には日本テレビの「Gの嵐」という番組内で
嵐のメンバーである櫻井さん・大野さんが実際にフィーエルヤッペンを体験し
一気に知名度が上がりました。
日本には、日本フィーエルヤッペン協会が存在しており
大阪を拠点にしているそうです。
(現在あまり積極的な活動はしていない感じですが…。)
↓
フィーエルヤッペンの世界記録
ちなみに、フィーエルヤッペンの世界記録は
オランダ人により樹立された19.7m。
(※踏切台から対岸までの距離を指しています。)
※2020年現在では22mを超える記録もあるとか…。
これは、一般的なマンションの6階に相当するレベル。
または、JR在来線の車両1両分。
…凄い。
まとめ
長い棒を使って運河を渡るマイナースポーツ、フィーエルヤッペン。
なかなか日本では環境面や道具の面で体験することは難しいですが
「そんなスポーツがあったんだ!」
と思っていただければ嬉しいです。
それでは!
動画でも解説中!
↓