
日本未上陸スポーツ、新たに入荷しました。
こんにちは!
マイナースポーツ部です。
今日のマイナースポーツは!
長~くしなる棒で、パックを飛ばし
その飛距離によって得られる点数を競うスポーツ
「ホルヌッセン」
について解説してみます。
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ホルヌッセンとは?
ホルヌッセンとは、簡単に言い表すと
野球とゴルフの要素が混ざったような競技です。
発射台に設置したホルヌスと呼ばれるパックのようなものを
カーボン製の長くしなるバットで打ち、その飛距離によって得られる点数を競うスポーツです。
日本のは未上陸のスポーツが、またもやマイナースポーツ部に入荷されました!
では、ホルヌッセンについて詳しいルールや背景を紹介します。
どこが発祥?
今から約400年前にスイスで発祥したホルヌッセン。
本国スイスでは切手のデザインにも採用されている程の歴史ある国民的スポーツです。
また、硬貨のデザインにも採用されている噂も聞きました。
スイス国内では、割とポピュラーなスポーツなんですね。
ホルヌッセンのルールを動画で見てみよう!
まずは、ホルヌッセンの概略や簡単なルールを動画で解説していますので
忙しい方はこちらを御覧ください!
これだけ知っておけばOK!ホルヌッセン3つの基本ルール
①試合構成
1チーム18名の計36名で試合が構成され、攻撃側と守備側で交互にターンが進められます。
マイナースポーツによくあるパターンですが
「1チームの必要人数が多い…」
ホルヌッセンに限った話ではありませんが、この人数の壁は大きいかもしれません。
②攻撃側はホルヌスをバットで打つ
攻撃側の選手は
”ボック”と呼ばれる発射台に、
”ホルヌス”と呼ばれるパックを設置します。
ホルヌスを3mのカーボン製バットで打ち、
発射台から250mと300mの位置にあるマーカーに出来る限りホルヌスを近づけることで高得点が得られます。
ちなみに、ホルヌスの重さは約78グラム、と
ゴルフボールより少し重く、硬式野球ボールの約半分といったイメージ。
ちなみに放たれるホルヌスの最高初速は時速300㎞を超え
守備側選手に到達する時でさえ、時速150㎞ほどになります。
③守備側は飛んできたホルヌスを止める!
守備側は、飛んできたホルヌスを木製のパドルを使い、
地面に落とすことなく止めることが求められ、
発射台から250mと300m地点にあるマーカーに
できるだけ近い位置でホルヌスを止めると、攻撃側の得点を大幅に減らすことができます。
攻撃側が得点を多く獲得する為には、
マーカーの存在する位置に出来るだけホルヌスが近づくように狙いを定めますが
守備側選手がその位置に固まっていたら得点することは難しいでしょう。
場合によっては、高得点を獲得できない位置にホルヌスを狙うという作戦も考えられ
意外にも戦略性も問われそうです。
この攻守を、各チーム4回ずつ繰り返し
最終的な総得点により勝敗が決まります。
ホルヌッセンの大会情報
1902年にスイス連邦のホルヌッセン協会が開設されてから、3年に一度のペースで大会が介されていました。
1988年には、アメリカ国内に232ものチームが存在しており
6,900名のプレーヤーが存在するようです。
10秒で分かるホルヌッセン概要
・スイスでは有名な競技
・ホルヌスというパックを長いバットで打つ!
・飛んできたホルヌスを止めたらOK!
まとめ
ホルヌスを400m以上飛ばす強者バッターも存在しており
この競技をプレーするには
特殊すぎる用具だけでなく、広大な土地も必要です。
攻撃側の選手には、ピンポイントで狙った位置にホルヌスを打つ技術とパワー、
そして守備側の選手には、高速で飛んでくるホルヌスを止める為に高い動体視力と俊敏性が求められる競技と言えますね。
もちろん日本未上陸のスポーツですので
今から始めるとあなたが第一人者になれるかも…。
今日はここまで!