
実は文部科学省推奨の球技です。
どうも!
マイナースポーツ部です。
2019年の一大スポーツイベントと言えば…、
ラグビーワールドカップですね!
4年に一度の大会が、日本で開催されることもあってか
各地でかなり広告に力を入れているようにも感じます。
さて、
今日のマイナースポーツは!
そんな、話題のラグビーに似た競技…。
その名も、
「フラッグフットボール」
について解説してみます。
記事中では実際のプレー動画や
体験会情報も紹介してますので是非最後までご覧ください(^^♪
↓10秒で分かるこの記事の概要↓
・タックル禁止の比較的安全なアメフト
・タックルの代わりに腰に付けた”フラッグ”を取る
・文部科学省推奨の球技で日本全国で活発
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そもそもラグビーとアメフトの違いって何?
少し気になったのでまとめてみました。
ここでは、詳細は割愛しますので
かなり”ざっくり”とした違いを述べます。
ラグビー | アメフト | |
チーム人数 | 15人 | 11人 |
ボール | 基準 | ラグビーより一回り小 |
装備 | ほぼ生身 | わりと重装備 |
パス | 真横or後ろ方向のみ | 一度だけ前方OK |
タックル | 色々と制限あり | 頭以外はどんな手段でもOK |
総合すると、
アメフトはラグビーよりもプレーの自由度が高い為、自然と危険度も増します。
一方、フラッグフットボールとは?

本題へ戻ります!
一方でフラッグフットボールとは、
ラグビーやアメフトの試合では頻繁に見られる”タックル”を禁止した
比較的安全に設計されたスポーツです。
どこで生まれた?

フラッグフットボールは、アメフトの本場アメリカで考案されました。
日本国内でもその競技の安全性が評価され
2002年時点で、1000校12万人が経験したほどの普及ぶり。
学生の時、体育の時間でやったことがある!
という方も多いのではないでしょうか。
実際に動画を観てみよう!
では、実際にフラッグフットボールをプレーしている動画を観てみましょう。
ラグビーやアメフトとは異なり、コンタクトプレーが無いので
相手をヒラリヒラリと避けながら走る様子は観ていて面白いです。
必要な用具・フィールド
ボール

使用するボールのサイズには、2種類あり
年齢別に分かれています。
フラッグ

フラッグフットボールの特徴である、腰の位置に付ける”フラッグ”。
タックルの代わりにこのフラッグを取ることで、相手の動きを止められます。
専用のフラッグは、プレイヤーのズボンの中に入れます。
また、フラッグを取られた場合
取られた地点から攻撃が再スタートされます。
ちなみに、ボールやフラッグはコチラから購入が出来るようです。
フィールド

フラッグフットボールをプレーするフィールドは
ラグビーやアメフトよりも狭いのが特徴です。
フラッグフットボール | ラグビー | アメフト | |
全長 (m) | 54 | ~100 | 109 |
全幅 (m) | 27 | ~70 | 48 |
これだけ知っておけばOK!5つの超基本ルール

①1チーム3~5名構成
ラグビーは15人・アメフトは11人という構成に対して
かなり少ない人数で試合ができるので
気軽にプレーしやすいのはGOODです。
日本国内では、1チーム5名で行う場合が多いようです。
ちなみに、試合は前後半20分×2の合計40分でプレーされます。
②攻撃の度に「みんなで作戦タイム」
フラッグフットでは、前後半合計40分の間に
攻撃と守備が交互に繰り返されます。
ここでフラッグフットボールの特徴的なルールが
攻撃の度に「ハドル」という作戦タイムのような時間が設けられることです。
この時間には、全員が集まり、
「次はどう動こうか?」
「こうすればいいんじゃないか?」
といった話し合いを行います。
戦略的に試合を進める方法・手段を自ら考える場があるので
教育の現場で採用されるのも頷けます。
③タックルの代わりにフラッグを取る。
基本的なルールです。
フラッグフットボールではタックルが禁止されており
その代わりに、腰に付けた黄色いフラッグを取ることで
相手の動きを止めることが出来ます。
フラッグを取られると、一旦プレーが止まり
その地点から攻撃を再スタートさせます。
④作戦が多彩で面白い
ラグビーやアメフトも同様ですが、
フラッグフットボールにも多種多様な作戦が存在しています。
例えば、試合中にボールを持っていない選手が
ボールを受け取ったふりをして相手を引き付けたり、
壁となる動きをして味方の通り道を作ったり…
ボールを持たない選手も活躍できるのは良いですね。
⑤得点方式は3通りある
得点が入る場合は、大きく分けて3通りあります。
●タッチダウン
・6点獲得できます。
●エキストラポイント
タッチダウン成功後に以下2つの選択肢が得られます。
(1)ゴール前5ヤードからの地点で攻撃開始。
このときにタッチダウン成功したら1点。
(2)ゴール前12ヤードからの地点で攻撃開始。
このときにタッチダウン成功したら2点。
●セーフティ(守備側が得点)
・ボールを持った攻撃側プレイヤーが、
守備側エンドゾーン内でフラッグを取られたり、ボールを落とした場合に
守備側チームに2点が入ります。
では、最後に
ルールをもっと分かりやすく説明した動画を紹介します!
↓
公式試合や大会情報
日本国内においては、比較的盛んにプレーが行われています。
国内では、毎年日本選手権が開催されており
小学生の部から大人の部まで幅広く、かつ広範囲に普及されています。
今年の日本選手権の決勝は
2018年12月24日(土/祝)に開催されます。
場所は、川崎市の「富士通スタジアム川崎」です。
日本で体験できる場所は?
不定期で体験会が各地で開催されているようですが
直近では、見つけられませんでした。
情報が入り次第、掲載していきます!
その他マイナースポーツの体験会については
こちらの最新カレンダーをご覧下さい(^^♪
フラッグフットボールのココが凄い!
・比較的安全、少人数、省スペースで出来る
・全員で戦略を考えるのが面白そう
・日本全国で活発に活動されている
まとめ

比較的安全に設計されたフラッグフットボール。
それだけでなく、
5人という少人数で出来るという点と、省スペースでプレーできる点、
ハドルという作戦タイムが導入されている点などが評価されて
実は、文部科学省に推薦球技として採用されているほど。
作戦タイム、やってみたい…。
今日はここまで!
また明日!
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宜しくお願いいたします!
それでは、また明日!
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【おまけ】フラッグフットボールに似たマイナースポーツ
ゲーリックフットボールは、手が使えるサッカーのようなスポーツです。