
日本でも盛んです。
どうも!
マイナースポーツ部です。
今日のマイナースポーツは!
バレーとバドミントンが混ざったようなスポーツで
実は、日本国内でも盛んにプレーされている…
…その名も、
「インディアカ」
について解説します。
記事中では実際のプレー動画や
体験会情報も紹介してますので是非最後までご覧ください(^^♪
↓10秒で分かるこの記事の概要↓
・羽根付きボールを打ち合うバレーっぽいスポーツ
・ドイツ発祥で日本では特に愛知県で盛ん。
・片手だけでプレーしなきゃいけない!
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インディアカとは?

インディアカとは、羽根が付いたボールを手でバレーのように打ち合うチームスポーツで
ドイツを中心としたヨーロッパ諸国と、日本で主にプレーされています。
競技のイメージとしては、
「バレーボール+バドミントン」のような感じです。
比較的、力も必要ないので
老若男女に楽しめるスポーツとなっています。
どこで生まれた?

インディアカは1936年にドイツで発祥しました。
考案者は、ドイツ人体育教師のカールハンス・クローンさん。
滞在中のブラジルにあるビーチを散歩していた時に知った、
ペテカと呼ばれるスポーツを、祖国ドイツに持ち帰ったことがきっかけ。
インディアカという名称も
ペテカをプレーしていた南アメリカの先住民族「インディオ」と
「ペテカ」を組み合わせたことから由来しています。
日本には、1968年にオーストリアから輸入され
当時は「ピンポンパン」いう競技名で呼ばれていました。
実際に動画を観てみよう!
では、ルール解説をする前に
実際にインディアカをプレーしている動画をご覧ください!
インディアカに必要な用具・コート
インディアカに必要なものは、この特殊な羽根付きボールです。
正式名称を「インディアカボール」と呼びますが、
日常的には、「羽根」や「インディアカ」と呼ばれています。
インディアカボール(羽根)

ちなみに、羽根についてはオンラインでも購入可能で
楽天・アマゾンにも販売されていました。
ちなみに一個あたり、大体1,100~3,000円ほど。
インディアカのコート

インディアカがプレーされるコートは、
バドミントンのダブルスコートと同じ広さです。
体育館でプレーする際は、
予めマーキングされている場合がほとんどだと思うので非常にやりやすいですね。
また、ネットの高さは
最近の主流だと男子(男女混合)の場合は215cm、女子の場合は200cmが適用されています。
ちなみに、
他の種目とネットの高さを比べてみると…
↓類似種目のネット高比較↓
インディアカ | バドミントン | バレーボール | |
ネット高 (cm) | 215 (200) | 152 | 243 (224) |
※()内は女子のネット高
※バドミントンはネット中央の高さ
※バレーボールは一般男女での数値
バレーボールのネットよりも30cmほど低く設定されているので
これは老若男女にも楽しめそう。
これだけ知っておけばOK!3つの超基本ルール

①1チーム4~5名構成
国際ルールでは、5名と規定されていますが
日本国内でプレーする際は、4名であることが多いようです。
ちなみに
前衛・後衛というポジションもありますが
日本国内で最近主流なのは、前衛3名・後衛1名という編成。
ポジションのローテーションも行われます。
②羽根に触れるのは片手だけ!
バレーボールとまず異なる点が、羽根(インディアカボール)は
片手のみで触ることができます。
ここでの片手とは、「肘よりも先」の部位を指します。
それ以外の部位で羽根を触ってしまうと反則となります。
片手だけ使用できる、という点は
ファウストボールでも同じですね。
③3回以内に相手コートに返すが…
ここはバレーボールと同様に、レシーブ・トス・アタックの三段構成で
相手コートに返さなければなりません。
ただし、1~3打のうちいずれかで羽根がネットに接触したときは
特別に4打目が認められます。(5打以上は不可能)
ワールドカップや選手権情報

インディアカの世界的に有名な大会は2つあり
一つが世界選手権、もう一つがワールドカップです。
どちらの大会も過去には、
茨城県つくば市と、埼玉県さいたま市で開催されたことがあり
日本は、インディアカの中心国の一つであることが分かります。
↓過去のワールドカップ優勝国一覧↓
開催年 | 開催地 | 優勝国(男子) | 優勝国(女子) | 男女混合 |
2002 | ドイツ | ドイツ | ドイツ | エストニア |
2006 | エストニア | ドイツ | ドイツ | ドイツ |
2010 | エストニア | 調査中 | 調査中 | 調査中 |
2015 | 日本/埼玉 | ドイツ | スイス | スイス |
2017 | ポーランド | ドイツ | エストニア | ドイツ |
2019 | エストニア | ? | ? | ? |
ご覧の通り、発祥国であるドイツや
そのお隣のエストニアが最強っぷりを発揮しています。
日本代表って強いの?
前回大会である2017年ポーランド開催のインディアカワールドカップにおいては、
日本代表が2つの銀メダルを獲得するなど
立派に強豪国として名を連ねています。
2019年のワールドカップも期待しています!
日本で体験できる場所は?
東京都練馬区を中心に活動している、
石神井インディアカクラブさん
こちらのクラブは、1995年に設立された歴史あるクラブで
通年で会員を募集していますので、まずはお気軽に見学からどうぞ!
その他に、
愛知県名古屋市ではレクリエーションインディアカと呼ばれる団体が存在しており
年に2回、大会が開催されています。
その他マイナースポーツの体験会については
こちらの最新カレンダーをご覧下さい(^^♪
インディアカのココが凄い!
・力に左右されないので老若男女が楽しめる
・日本国内でも盛んにプレーされている
・ルールがシンプルで初心者にも分かりやすい
まとめ

「バレーボール+バドミントン」のようなスポーツ、インディアカ。
日本国内でも盛んにプレーされており
比較的、体験もしやすい環境ですね。
この記事では、インディアカの最低限覚えておけばよいルールを掲載していますので
体験会に参加するときは、事前にチェックしておいてくださいねー!
それでは!
また明日。
マイナースポーツ部では
「こんなスポーツを掲載してほしい!」
「体験会情報を記事に掲載してほしい!」
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宜しくお願いいたします!
それでは、また明日!
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【おまけ】インディアカに似たマイナースポーツ
華麗な足技を披露するスポーツで、
通称「足のバレーボール」や「空中の格闘技」とも呼ばれている競技。
インディアカよりも難易度は高いですが
日本でも割と人気が出ているスポーツ。
それが、セパタクローです。