
トスされたボールを打つ!
どうも!
マイナースポーツ部です。
今日のマイナースポーツは!
私たち、日本国民なら誰もが知っているスポーツ、
「野球」の
祖先とされる競技。
その名も、
「ラプター」
について解説していきます。
記事中には実際のプレー動画も紹介しているので
是非最後までご覧ください(^^♪
↓10秒で分かるこの記事の概要↓
・ラプターとは「野球のノック+ドッジボール」
・ロシア発祥で野球よりも歴史が古い
・日本未上陸のマイナースポーツ
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ラプターとは?

ラプター(Lapta)とは、一言で表すと
「野球のノック+ドッジボール」
のようなイメージです。
バッター(攻撃側)がトスされたボールを打った後に走り、
守備側は、ボールを攻撃側の選手の体に当てることでアウトにできます。
野球のように、”ピッチャー”という概念は無く
バッターは、自身の真上に優しくトスされたボールを打つので
技量にあまり左右されず、老若男女が十分に楽しめる競技内容となっています。
どこで生まれた?

ラプターは、14世紀頃にロシアで発祥しました。
野球の発祥が18世紀頃ですので
ラプターが野球の先祖的存在と言われています。
(事実かどうかは分かりませんが…。)
現在では、ロシア国内で約一万人の競技人口を誇りますが
日本においては、まだプレーしている人は居ないと思われます…。
出ました、日本未上陸スポーツ。
今なら、第一人者になれますよ。
実際にラプターのプレー動画を観てみよう!
では、実際にどのようにラプターがプレーされているのでしょうか。
今回は、ルールの解説よりも先に
まず動画を観ていただきたいと思います。
ざっくりとイメージしていただけると幸いです。
↓実際のプレー動画はコチラでまとめました↓
ラプターに必要な用具
ラプターに必要な用具は、
バットとボール、そして、一風変わったフィールドです。
ラプターのバット

ラプターで使用されるバットは、野球と同じように木製の棒です。
バットのサイズは
一般的な野球で使用される木製バットよりも少し重く、長いです。
ラプターのバット | 野球での一般的な木製バット | |
直径 (cm) | 5 | 6.6 |
重さ (g) | 1,500 | 900 |
長さ (cm) | 60~110 | 83~85 |
ラプターのボール

ラプターで使用されるボールは、
硬式テニスボールのような外観です。
重さは60gほどで硬式テニスボールとほぼ同じ重さです。
流用は簡単ですね。
ラプターのフィールド

ラプターでの一番特徴的な部分が
このちょっと変わった形のフィールドです。
プレーは、屋内・屋外問わずに可能ですが、
屋外フィールドの場合は
広さはサッカーのスタジアムの約半分ほどです。
ラプター(屋外) | サッカー(国内基準) | |
全長 (m) | 53 | 105 |
全幅 (m) | 43 | 68 |
また、野球場のように扇型のフィールドではなく
長方形フィールドですので場所の流用はしやすそう。
これだけ知っておけばOK!ラプター3つの超基本ルール

野球とは、異なる部分も多くあるので
最低限の部分を重点的にお伝えしていきます。
①1チーム6名構成
ラプターの場合、1チーム6名で構成されます。
また、試合は野球のように回数ではなく
予め決められた「30分」という時間内に各々攻守を行い、
30分が終了した時点で、5分休憩を挟み、次の攻守へ交代します。
②トスされたボールを打つ
野球とは異なり、バッターは優しく真上にトスされたボールを打ちます。
これなら、老若男女に無理なくプレーができますね!
その証拠に、
ロシア国内では女性がラプターを積極的にプレーしている記事も多く見かけました。
③打った後、別のランナーが走って、再度戻ってくる
トスされたボールをバッターが打った後は、
バッターではなく、自チームのランナーが走り出します。
そして、予め用意されたラインまでランナーが到達したら
再度、自陣まで戻ってくることで得点が入ります。
この、ランナーが走っている最中に
守備チームからボールを体に当てられるとアウトとなります。
このあたりがドッジボールと似ていますね。
公式試合や大会情報
ラプターは、ロシア国内ではそこそこの人気を誇るものの
海外に目を向けてみると、ヨーロッパ諸国・欧米諸国等での普及は進んでおらず
世界的に大きな選手権等も無いようです。
ロシア国内では、リーグ戦のようなものが開催されているようですが
情報が乏しく現在調査中です…。
日本で体験できる場所&日本代表は?
残念ながら、
日本代表や日本国内でラプターを体験できる場は現時点では存在しておりません。
まぁ、バット・ボールは代替が効きますし
フィールドも流用しやすいので
やろうと思えばラプターっぽいことは十分にできます!
ラプターのココが凄い!
・トスされたボールを打つので比較的簡単
・屋内外問わずにプレーできる
・野球場のような特殊なフィールドは必要ない
まとめ
「野球のノック」と「ドッジボール」が混ざったスポーツ、ラプター。
日本では未上陸のスポーツですので
今始めれば、きっと第一人者になれます!
毎度のことですが、この記事を読んで頂き、
「ラプターというスポーツが世の中にあるんだ!」
…ということだけでも知っていただけたら幸いです。
明日の話題にどうぞ!
それでは
また明日~。
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【おまけ】ラプターに似たマイナースポーツ
ラプターに似たマイナースポーツとして
やはり「ペサパッロ」が挙げられます。
こちらはフィンランド発祥の野球に似たスポーツで
野球よりも戦略の幅が広いことが特徴です。
是非、こちらもご覧ください(^^♪
それでは!