
まさに「手ニス」!
どうも!
マイナースポーツ部です。
今日ご紹介するマイナースポーツは!
壁があれば、すぐに出来る手軽なスポーツ
その名も
「ウォールハンドボール」!!
聴き馴染みのない競技名かと思いますが
実は、日本全国各地で体験できる施設があるほどの人気っぷり!
記事の後半では実際のプレー動画や
体験会情報を紹介してますので是非最後までご覧ください(^^♪
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ウォールハンドボールとは?

壁に対して、ラケットを使わずにグローブを装着した"手"でボールを打ち返すスポーツです。
ツーバウンドする前に相手に返すことでラリーが続けられます。
ラケットを使わない点を除けば、スカッシュとよく似ていますね。
どこで生まれた?

ウォールハンドボールの歴史はかなり古く、
紀元前500年頃のアイルランドが発祥と言われています。
そこから長い年月を経て、アメリカやヨーロッパ諸国を中心にプレーされています。
日本での競技人口は推定数百~数千人程。
実は、ウォールハンドボールと呼ぶのは日本だけ
ウォールハンドボールには少しややこしい事情があります。
そもそも世界的に「ハンドボール」という言葉には2種類の意味があります。
まず一つ目の意味が
「7人のチームでボールをゴールに入れる競技」
日本では、いわゆるハンドボールとはこのスポーツを思い浮かべる方がほとんどかと思います。
しかし実は海外では、上記の競技をハンドボールと表現するよりも
一般的に、「チーム・ハンドボール」や「オリンピック・ハンドボール」と呼んでいるのが現実。
一方で、二つ目のハンドボールの意味が
「1人(または2人一組)でラケットを使わずに手でボールを壁に打ち返す競技」
今回紹介する競技は、こちらの方です。
実は、海外ではこちらの競技のことを「ハンドボール」と呼んでいます。
しかしご存知の通り、日本国内では「ハンドボール」という言葉は
明かに前者のスポーツをイメージする方が多いので
区別を付けるために、日本国内のみ「ウォールハンドボール」と表現しています。
要するに、
日本ではウォールハンドボールと呼び、海外ではハンドボールと呼んでいる。
ということですね。
必要な用具リスト
ボール
ウォールハンドボールで使用するボールは、実は3種類あります。

(左から順に、ゴルフボール→レッド→ビッグ→ホワイト)
それぞれ、使用シーンが異なります。
↓
レッドボール…男性一般用
ホワイトボール…女性一般用
ビッグボール…初心者、もしくは1Wall用(※)
(※1Wallについては詳しく後述します)
それぞれ、大きさと硬さが若干異なりますが
大体、画像中でも比較しているゴルフボールとほとんど同じ大きさですね。
専用グローブ
ウォールハンドボールは、手で打つことが特徴的な競技ですが
プレイヤーは必ずグローブ(手袋)を着用します。
(グローブ無いと、痛そう。)
使用する専用のグローブは、鹿革製の物が一般的です。
※ちなみにビッグボールでプレーする際は素手でもOKです。
アイガード(ゴーグルのような物)
ウォールハンドボールは打球のスピードが速く、目を保護する目的でアイガードが使われます。
ちなみに
ボールやグローブ等の用具については、
日本ウォールハンドボール協会公式ページから購入することができます。
↓
価格感は、こんな感じ(2018年10月時点)
・グローブ…2,500円~
・ボール…300円~/個
・アイガード…1,200円~
コートの広さ

(引用元:日本ウォールハンドボール協会HP)
実は、ウォールハンドボールをプレーするコートには2種類あります。
この二種類のコートについては、次の項で詳しく説明します。
これだけ知っておけばOK!3つの超基本ルール
①種目は、"1Wall"と"4Wall"の2種類ある。
先程説明した通り、
ウォールハンドボールでは種目によって2種類のコートを使い分けます。
まぁ、名前の通りなんですが…
1Wallの場合、壁が前面の1面のみ

4Wallの場合、四方を壁に囲まれています。

基本ルールは同じですが、
4Wallの方が、様々な壁面でボールの軌道が複雑になるので戦略性に富む一方で
1Wallの方は、壁が一面あれば良いのでどこでも手軽にプレーできますね。
②ツーバウンドする前に打ち返せ!
基本ですね。
ノーバウンド、もしくはワンバウンド以内にボールを壁に打ち返します。
③打てるのは「手」のみ
勿論、打てるのは「手」のみです!
手首もダメです。
ちなみに、
打つ時は左右どちらの手を使っても良いですし、拳でも打つのもOKですw
公式試合や大会情報
有名なのは、やはり世界大会。
2018年も、8月9~19日にアメリカ・ミネソタ州で開催されました
日本国内においては、毎年ダブルス、シングルス選手権や東山壮カップなど
盛んに大会が開催されています。
日本では北原さんが有名
2010年、ウォールハンドボール協会の一人である北原さんを含む3名が
オーストラリアオープンという大会に日本代表として出場しました。
そこで北原さんは唯一決勝まで進み、2位という輝かしい結果を残しました。
昨年の2017年に日本で開催されたダブルス選手権でも、優勝をする程の実力を誇ります。
凄い。
日本で体験できる場所は?
実は日本国内、下記の場所を中心にプレーできます!
東京・江東区 東陽町
静岡・御殿場市
高知・宿毛市
また、日本ウォールハンドボール協会主催で体験会も不定期で開催されています。
(2018年9月開催)
最新情報については
公式HPもしくは、こちらのサイトで体験会情報をお伝えしていきます!
ウォールハンドボールのココが凄い!
・壁があればすぐにプレーできる手軽さ
・ルールがシンプル
・4Wallでの複雑なバウンドは戦略性があって面白そう
まとめ
ラケットを使わずに手でボールを打ち返すスポーツ、ウォールハンドボール。
歴史がかなり古いことに驚きましたが、
日本ではまだまだ知名度低い印象です…。
しかし、関東だけでなく、静岡や高知でもコートが開設されていますので
お近くの方は是非一度体験してみてください(^^♪
私が一番気になるのは、
手でボールを打つ。って痛みはどれくらいなんだろう…
という所w
こればかりは、一度体験してみないと分からないですね!
↓実際のプレー映像はコチラでまとめましたので是非ご覧ください↓
それでは、また明日!
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