
愛は勝つ…!
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どうも!
マイナースポーツ部です。
最近、改めて思うことがあります。
それは、
世界には本当に様々なスポーツが存在するなぁ。
ということです。w
そんな気持ちを強く思い起こしてくれたものが
今回紹介するマイナースポーツ、
その名も、
「奥様運び」 ※別名「ワイフキャリング」
このマイナースポーツ、
その名の通り、奥様を運ぶというとんでもないレースなんです…。
今回はそんな奥様運び(ワイフキャリング)をどこよりも詳しく徹底解説します。
世界選手権の情報や、実際のYouTube動画も紹介してますので
是非最後までご覧ください(^^♪
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奥様運び(ワイフキャリング)とは?

その名の通り、男女各1名の2人組において
旦那役の男性が、奥様役の女性を肩の上で運びながらレースをして
ゴールするまでの時間を争うスポーツです。
本当の夫婦やカップルである必要はありません。
日本でも、
2010年「世界の果てまでイッテQ」で
奥様運び祭りとして、旦那役を宮川大輔さん、奥様役をイモトさんが各々担当し
実際に公式大会に参戦した様子が放送されました。
奥様運びの発祥はフィンランド

奥様運び(ワイフキャリング)は、
1990年頃のフィンランドのソンカヤルヴィという所で発祥しました。
発祥の由来となった説は3つあります。
①ある泥棒が、村から女性や食料を背中に担いで逃げ出した説
②ある男が隣町の人妻を背中に担いで運んだという略奪愛説
③重いものを背中に担ぐという、泥棒の訓練の一種という説
なんとも面白い由来です…w
エストニアスタイルという衝撃の運び方

奥様運び(ワイフキャリング)において、肝心の奥様を運ぶ方法はいくつか存在します。
その中でも特に一般的な運び方がこの「エストニアスタイル」です。
画像の通り、奥様の足が旦那様の前身にくるという衝撃的スタイル。
ちなみに名前の由来は、
これまでの奥様運び大会において、このスタイルを採用したエストニアの選手が多く優勝してきたことからきています。
その他の運び方として
シンプルな肩車や、おんぶ、お姫様抱っこ、などがありますが
やはり一般的なのは、このエストニアスタイル。
このエストニアスタイルは男性の両手も空くし、一番負担が掛からなさそうです。
皆さん、
今度から奥様を運ぶ時は、エストニアスタイルにしましょう!
まずはこれだけ!奥様運びの6つの基本ルール
①奥様の体重は49kg以上で
できるだけ体重は軽い方が有利ですね…。
もし、49kgに満たない場合は
追加で重りを加えたリュックを背負う必要があります。
②コース全長は253.5m
コースは約250m。
ただし、まっすぐな一本道という訳ではなく
コース途中には、岩場や深い水たまり等の障害物が張り巡らされています。
トップ選手にもなると、このコースを60秒台でゴールします。
③構成は男女で!ただし17歳以上で!
前述の通り、奥様運びにおいては男女間の関係は任意です。
本当の夫婦でもカップルでも、競技の為だけの関係でもOKです。
ただしルール上、男女ともに17歳以上という規定があります。
④落下したら15秒ペナルティ
運んでいた奥様がもしも落下した場合…。
少し怖いですが、その場合はゴール時間にペナルティとして15秒加算されます。
ちなみに、奥様はヘルメットを被る義務があるので
多少であれば大丈夫かも…。
⑤参加費は50ユーロ(約6,500円)
どうですか…?
私は正直、思ったより”高いな”という印象を受けました。
⑥とにかく楽しめ!!
奥様運び(ワイフキャリング)で最も重要なルールが
「とにかく楽しむこと」です。
夫婦(男女)ともに楽しんで、笑顔を見せながらプレーすることが大事というところは
いかにも海外らしい、面白い視点です。
奥様運びの”世界選手権大会”とは
世界選手権大会は、毎年コロンブスの日に開催されます。
コロンブスの日とは、
かの有名なクリストファー・コロンブスがアメリカ大陸上陸を記念した日で
毎年10月中旬、2019年については10月14日に設定されています。
発祥がフィンランドなのに、なぜアメリカが絡むのかは謎ですが…。
奥様運び"優勝者"の驚きの賞品とは?

奥様運びの世界選手権の優勝者には、素敵な賞品が与えられます。
それは、奥様の体重分のビールです!
つまり、
約49kg分のビール!!
めちゃくちゃある…!!w
歴代の世界選手権優勝国
全てまとめました!
参考程度にどうぞ。
開催年度 | 優勝者国籍 | 優勝タイム(秒) |
1997 | フィンランド | 65.0 |
1998 | エストニア | 69.2 |
1999 | エストニア | 64.5 |
2000 | エストニア | 55.5 |
2001 | エストニア | 55.6 |
2002 | エストニア | 63.8 |
2003 | エストニア | 60.7 |
2004 | エストニア | 65.3 |
2005 | エストニア | 59.1 |
2006 | エストニア | 56.9 |
2007 | エストニア | 61.7 |
2008 | エストニア | 61.9 |
2009 | フィンランド | 62.0 |
2010 | フィンランド | 64.9 |
2011 | フィンランド | 60.7 |
2012 | フィンランド | 61.2 |
2013 | フィンランド | 65.0 |
2014 | フィンランド | 63.7 |
2015 | フィンランド | 62.7 |
2016 | ロシア | 62.7 |
2017 | フィンランド | 68.6 |
2018 | リトアニア | 65.1 |
【結果】
エストニア×11回
フィンランド×9回
ロシア×1回
リトアニア×1回
平均優勝タイム:62.5秒
やはり、エストニアとフィンランドが圧倒的2強ですね。
世界各国で開催される奥様運び選手権
発祥国であるフィンランド以外の国々でも広く開催されています。
オーストラリアやイギリス、アメリカだけでなく
アジアではインドにて開催されているようです。
日本では開催情報ありません…。
日本代表って強いの?
残念ながら、日本代表として奥様運びの選手権に参加したというデータが見つかりませんでした…。
日本で「奥様運び」をしている方、または何かしらの大会に出たことがある方は
ご連絡頂けると幸いです…!
ココが凄いよ!奥様運び(ワイフキャリング)
・話題作りとして最高w
・お酒好きにはたまらない賞品
・男女の絆を再確認できる良い機会…かも
・日本ではまだまだ認知度が低い!
まとめ
奥様を運ぶレース、という衝撃的なマイナースポーツ。
残念ながら日本では大会は実施されていませんが
これから国内でも流行すると非常に面白いですね!!
マンネリ化した夫婦やカップルには
互いの愛を再確認できる良い機会になるかも…
では!
また明日!
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