
「カンッ!」「カンッ!」
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どうも!
マイナースポーツ部です。
今日のマイナースポーツは!
バドミントンと同じ広さのコートで…
テニスと同じ高さのネットで…
老若男女誰でも楽しめるスポーツ…!
その名も、
「ピックルボール」 をご紹介します。
他のラケットスポーツとは少し異なるピックルボールの正体を
どこよりも詳しく徹底解説します。
記事後半には体験会情報も紹介してます!
是非最後までご覧ください(^^♪
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ピックルボールとは?

ピックルボールとは、プラスチック製の中空のボールを使用して
テニスの様にコート上で打ち合いをする、ラケットスポーツのことです。
よく「テニス+バドミントン+卓球」が混ざったような競技と例えられます。
しかし、テニス等よりもボールの速度は低く、老若男女が楽しめる内容となっているので
生涯スポーツとしても認識されています。
日本では、「櫂球」とも表現されます。
※「櫂」…ラケットやパドルの意味
どこで生まれた?

ピックルボールの発祥は、なんとも家族の愛が溢れる出来事が発端となっています。
発祥は、今から約50年前の1965年に遡ります。
アメリカ・シアトル州のとある家庭で
日々の遊びに退屈した子供が、父親に対して
「パパ、何かもっと面白い遊びは無いの?」
と聞いたことがピックルボールのはじまりでした。
息子からの願いに対し、シアトル州の議員である父親(ジョエルさん)が考案して、
試行錯誤を重ねたスポーツが、今回紹介するピックルボールです。
今では、アメリカ(特に北米)を中心に300万人(2018年予測)を超える競技人口を誇り
年齢や技量に関係なく、老若男女に楽しめることから、現在も続々と愛好家が増えてきているスポーツです。
日本ではまだまだ認知度が低く、競技人口は数百~数千人程と予測します。
ちなみに、ピックル(Pickle)は、当時の愛犬の名前から由来しているようです。
ピックルボールに必要なもの
ボール

使用するボールが少し特殊。
中が空洞で周囲に穴が開いているので、空気抵抗により良い感じにスピードが抑えられます。
見た目はウィッフルボールにそっくり。
大きさもほぼ変わらず、軟式テニスボールのサイズと近似しています。
↓ボールのサイズはこんなイメージ↓
軟式テニスボール | ピックル | ウィッフル | |
重さ(g) | 30~31 | 21~29 | 不明 |
直径(cm) | 6.6 | 6.99~7.62 | 7.26 |
(参考記事)
ラケット

別名「パドル」と呼ぶこともあります。
卓球のラケットにサイズがよく似ていますが
一番の特徴は、卓球のように表面にラバーを張っていない点です。
基本的に木製で作られるピックルボールのラケットは、ラバーを張っていないので、
ボールを打った際に「カンッ!」という乾いた気持ち良い音が出ます。
この音、大好きなんですよね~。
↓ちなみにサイズ感はこんな感じ↓
ピックル ラケット | 卓球ラケット | |
重さ(g) | 206~238 | 130~190 |
全長(cm) | 約40 | 約25 |
全幅(cm) | 約20 | 約15 |
※ピックルボール、卓球ともに、戦略によってはラケットを軽くしたり重くしたり自由に変更できます。
今回はざっくりの平均値を参照にしました。
コート

使用するコートは、バドミントンと同じコートです。
なお、ピックルボールのネットの高さは、一般的には90cmとされ
テニスとほぼ同じネット高になります。
ピックル | テニス | バドミントン | |
ネット高(cm) | 90 | 91.4(中央) | 155 |
また、基本的には屋外でプレーされることが多いですが
体育館などの屋内施設でもプレーできるのも魅力的。
ピックルボール5つの超基本ルール

恒例のこれだけ知っておけばOKシリーズ!
ピックルボールは、基本的にテニスとルールが似ていますので
テニス含め、他ラケットスポーツと異なる点を中心にお伝えします!
①サーブは必ずアンダーハンドで!
ラケットの位置は腰より低く。
これなら初心者や年配の方にも優しいですね。
年齢や技量に依らない所はピックルボールの素晴らしい所です。
②サーブレシーブは必ずワンバウントで返球!
これはテニス同様ですね。
③サーブ側の最初のリターンも必ずワンバウンドで返球!
これはピックルボール独特のルールですね。
サーブで相手に打ったボールは、
ワンバウンドして相手から返球され
そして、その返球されたボールもサーバーはワンバウンドして打つ必要があります。
つまり、
サーブを打ってから最低でも2回連続でボールはワンバウンドしていることになりますね!
2回のワンバウンドが終わったら、その後はノーバウンドでもOKです。
④ボレーをしてはいけないゾーンがある。
これもピックル独特のルールです。
コートの中心(前衛ゾーン)には、ノーバウンドの球を打てないノンボレーゾーンというものが存在します。
ネットから2.1mの区域にノンボレーゾーンが存在し
そこでボールを打つことは勿論、選手が入ることも禁止されています。
コートの片側の全長が6.7mなので、自陣の前衛部分、約3分の1がノンボレーゾーンとなります。
ちなみに、ボールを打った後にノンボレーゾーンに入ることもファウルとなるので要注意です。
⑤1セット11点マッチ
2セット、または3セット先取で試合が行われることが多いです。
他ラケットスポーツ同様、デュース制度もあります。
日本では人気なの?
そんなピックルボール、実は日本国内でも盛んにプレーされています!
東京都八王子市や、長野県佐久市、神奈川県横浜市などで盛んにプレーされており
今や、大学の授業にも導入されつつあるとか。
アルティメットみたいに、大学生に人気のあるスポーツって
拡散されやすいんですよね~。
ピックルもそうなりそうです。
日本で体験できる場所は?
ピックルが盛んな全国各地(東京/町田・八王子、長野など)で
続々体験会を開催しています!
他にも、体験会を開催している団体さんがいらっしゃったら
【結論】ピックルボールのココが凄い!
・年齢や技量に関係なく老若男女が楽しめる!
・屋内、屋外問わずにプレーできる
・打球音が気持ちイイ!!
まとめ
テニス、バドミントン、卓球の良さをそれぞれ交えながら
老若男女に楽しめるように改良されたスポーツ、ピックルボール。
私は何と言っても、この打球音が大好きなんです。
是非、一度体験会に参加して、その生音を聴きたい…。
↓実際のプレー映像はコチラでまとめましたので是非ご覧ください↓
それでは、また明日!
【おまけ】ピックルボールに似たマイナースポーツ
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